IEEE1394(アイトリプルイーイチサンキュウヨン) |
Electrical and Electronic Engineers 1394。国際標準の高速デジタルシリアルインターフェイス。転送速度は100M,200M,400Mbpsの3種があり、 800M,1.6G,3.2Gbpsの規格も制定されています。転送速度が400MbpsまでをIEEE1394a、800Mbps以上を IEEE1394bと呼ばれています。接続できる機器は最大63台、機器間の距離は最大4.5m。バスを通じての電源供給も可能です。 |
アスペクト比 |
縦横比のことで、モニタ画面やカメラの撮像素子、出力画像などの縦横比率を (横:縦で)表す。アスペクト比はそれぞれ、家庭用テレビは4:3、工業用モニ ターは5:4 か4:3、HDでは16:9が代表的な数値となる。 |
アナログRGB |
Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)の各色の情報をアナログで信号処理した映像信号。 |
RS232C |
コンピュータ同士やコンピュータと周辺機器を接続してデータを交換するためのシリアル・インターフェースの規格。 |
色温度 |
理想黒体の温度により赤・黄・青の放射エネルギ分布が変化します。この時の温度をK(ケルビン)で 表します。色温度が高いほど青っぽく、低いほど赤っぽくなる。 |
インターレース |
飛び越し走査。テレビ画面の水平走査線の並べ方をいう。「2:1 インターレース」 は、日本では地上波アナログテレビ放送で使用されている走査の標準方式で、 262.5本の水平走査線で構成されるスダレ状の1コマの画面の走査線の中間に、 次の262.5本で構成される画面をハメ込み、合計525本の走査線で1画面を構成す る方式をいう。信号帯域を広くせずチラツキを少なくすることができる。 |
HD-SDI |
放送用ハイビジョンデジタルVTRで多く採用されている信号規格。 |
ALC |
電子シャッタを被写体の明るさに応じて自動的に変化させ、出力信号を一定に保つ機能。 |
LVDS |
Low Voltage Differential Signalingの略。小振幅インターフェースの1種で、信号振幅の小さい平衡伝送方式です。 |
NTSC |
National Television System Committee。日本、韓国、アメリカ、カナダ、中南米で採用されている映像信号方式。水平方向に525本の走査線をもち、毎秒30フレームを表示す る。水平走査周波数は15.734MHz、垂直走査周波数は59.940Hz。 |
AGC |
Automatic Gain Control(自動利得調整)。明るさに応じ自動的に感度を制御し、 出力信号レベルを一定に保つ調整機能。 |
ATW |
Auto Trucking White Balance。照度変化に対応して、ホワイトバランスを自動的に追尾し調整する機能。 |
FCCクラスA立証 |
Federal Communications Commission 米連邦通信委員会で定める電波規格に対 し、A級適合を自己立証したもの。 |
エリアセンサ |
光を電気変換する素子。2次元の画像撮影が可能なCCDやCMOSを指す。 |
AWB |
オートホワイトバランス Auto White Balance
測光エリア内の白を基準に、自動的にホワイトバランスを調整する機能。 |
AUTOシャッター |
入射光量に合わせて最適な映像が得られるよう、レンズのアイリスではなく電子シャッターの速度を自動制御することによって入射光量を調整する機能。 |
解像度 |
画像のクオリティや情報量を表す基準で、どの程度まで画像の細部が見られるかを示す尺度。一般的に本数で表し、本数が多いほど解像度が高い。TVL(テレビライン)と表現する場合もある。 |
外部同期信号 |
データの処理や回路間および機器間など、信号の送受信にずれが生じないよう、タイミングを合わすため外部から送信される一定周波数の基準となる信号。 NTSC信号で使用するためには、輝度信号のタイミング調整・色信号の位相調整が必要になるが、合わせておくとスイッチャで切り替えた場合でも同期がずれたり、色調が変化したりせずに使用できる。 |
画素 |
画像を構成する最小面積単位。1枚の画像はこの画素が縦横に規則的に配列されて構成されており、たとえばその情報量の大きさを「648(H)x494(V)画素合計32万112画素」などと表現する。一般的に画素の数が多いほど情報量が多く、より精細な画質といえる。 |
画素数 |
画像を構成する単位でピクセル(Pixel:Picture element)やドットともいう。 カメラの性能を示す指標の一つで、画素の総数を「総画素数」と呼び、カメラ が映像として信号出力できる画素数を「有効画素数」と呼ぶ。 |
カメラリンク(Camera Link) |
産業用カメラと画像入力ボードをデジタル接続するインターフェース規格の一つ。アメリカのAIA(Automated Imaging Association)で標準化され、広く産業用カメラに使用されている。 |
感度 |
カメラの性能を示す指標の一つ。一般的には、反射率89.9%のグレーの被写体を2000Lxの照明条件で撮影し、ビデオ出力信号レベルが100%を得られるF値(レンジの絞り)で表す。 |
ガンマ(γ)特性 |
テレビカメラの場合は、入射光に対する信号出力を、モニタの場合は入力信号に対する画像と輝度との関係をいい、テレビ系全体では、直線(γ=1)となる事が望ましい特性です。 |
ガンマ調整機能(輝度の調整) |
カメラの受光量に対して出力信号を補正すること。受光量と出力信号は必ずしも正比例ではないため、コントラストを得やすくしたり、比視感度に近づくよ うにそれぞれの階調で輝度を補正する。
※(右図)補正カーブはイメージであり、実際の補正カーブとは異なります。
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撮像素子 |
CCDやCMOSといった、映像を撮影するために光を電気信号に変換する素子。 |
Cマウント |
JIS規格で定められたカメラに装着するレンズマウントの規格。フランジバックが17.526でネジ形状 1””32UNFと規定。主に産業用カメラのレンズマウントに使用される。形状は同じであるが、フランジバックの長さが違うCSマウント規格があり、主に監視カメラに使用される。 |
シェーディング補正 |
光学系などに起因する画像の輝度ムラを補正する機能。 |
CCD |
Charge Coupled Device(電荷結合素子)。フォトダイオードと呼ばれる、感光 部に集まる光の情報を電気信号に変換する半導体部品で、一般的なカメラのフ ィルムに相当する。CCDを用いたカメラを一般にCCDカメラと呼ぶ。 |
CMOS |
Complementary Metal- Oxide Semiconductor CCDと並ぶ個体撮像素子の一種。 各画素を構成するフォトダイオードに、光量に応じた信号電荷が蓄積され、その信号電荷は、順に画素毎に配置されたMOSスイッチによって1フレーム毎に読み出される。 |
スミア |
著しく高輝度のスポット光などを撮像すると、信号電荷の転送ライン等に光が 混入するために発生するCCD固有のノイズで、画素の電荷が飽和し、隣接する 画素や転送ラインに入り込む現象をブルーミングといい、どちらも画面に白い 帯状の線が入る。CCDの受講面に観光部と転送ラインが並列に配置されるCCDの構造に起因している。 |
走査方式 |
画像を左上から水平方向に1行ずつ順になぞるように表示することを走査とい い、インターレース方式とノンインターレース方式の2種類の方式がある。 |
DVI |
コンピュータとディスプレイを接続するためのインターフェース規格の一つ。 |
電子シャッタ |
CCDの蓄積時間を短くして、移動物体をブレが無いように撮像するのに使用したり、ALCの機能のように感度を調整するのに使用します。 |
DNR機能 |
Digital Noise Reduction 画面上のノイズをデジタル処理によって現象させる機能。 |
ディテール補正(画像輪郭の調整) |
表示される画像の輪郭部分を補正すること。
ノーマル写真に対し、ディティール補正を-7(ソフト)と+7(シャープ)にした調整例です。
※写真はイメージのため実際の映像とは異なります。
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電源同送 |
1本のケーブルで、映像に関係する信号の他に電源をあわせて送信すること。 |
同期信号 |
水平方向の走査の開始を示す水平同期信号と、1画面の各フィールドの開始を示す垂直同期信号があり、通常帰線期間中に輝度信号と反対極性のパルス信号で 映像信号に挿入されている。 |
内部同期信号 |
カメラの内部で生成される同期信号。 |
斜め画素ずらし |
3CCDカメラにおいて、G(グリーン)チャンネルのCCDのみ水平・垂直方向に1/2画素ずらして配置し、画素補間信号処理を行うことで、出力される映像の水平解像度を高める方式。 |
パルス幅トリガモード |
外部トリガを任意のタイミングで入力することで露光を開始し、任意のパルス 幅により露光時間を制御する画像出力モード。 |
PoCL |
Power over Camera Linkの略称。カメラリンクの派生規格で、カメラリンクに電源供給機能を追加した規格。 |
部分読み出し |
全有効画像の中から、水平中心線を基とする任意に選択した垂直幅の信号のみを読み出すこと。 |
フレームレート |
表示や動画の再生において、1秒間に何回画面を書きかえることができるかを表す指標。 |
プロブレッシブ |
線順次操作方式、ノンインターレースとも呼ばれます。インターレース方式では1本おきに走査を行うが、この方式では順次走査を行います。 |
フレーム |
1画面分の画像情報のこと。インターレース方式の場合、奇数フィールドと偶数フィールドの2回にわけて1枚の画像情報(フレーム)を出力する。 |
フルフレーム |
カメラの最大画素数で撮影した場合の画像。 |
フルHD |
高解像度のデジタルテレビ放送(HDTV)のうち、走査線1080本以上の方式の事。既存アナログテレビと同じ走査線525本の方式(SDTV)と、720本、1080本の方式(HDTV)がある。このうち、最も解像度の高い1080本の方式をフルHDとよんでいる。 |
VS |
Video Signal コンポジット(複合)信号。一般的にはモノクロ信号を指す。 |
VCCIクラスA適合 |
Voluntary Control Council for Information Technology Equipment(情報処理装 置等電波障害自主規制協議会)でのクラスA(工業的使用)適合と認証された もの。上位のクラスBは家庭用として使われる。 |
VBS |
Video Burst Signal カラーのコンポジット(複合)信号。テレビモニターに 接続するカラー信号としてよく使用される。 |
ペデスタル調整機能 |
映像信号における輝度の基準となる信号レベルを調整する機能。 |
ホワイトバランス |
光には白熱電灯や蛍光灯のような人工光源・屋外の太陽光などの自然光があるが、この違いを示す物差しとして色温度を使う。この色温度に対して白色が白になるよう調整すること。 |
RoHS対応 |
欧州連合(EU)加盟国で定められた指令で、電気・電子機器に特定の有害物質を使用することを制限したもの。同様にEUにおける電気・電子機器の廃棄/回 収/リサイクルを定めたWEEE(Waste Electrical and Electronic Equipment) と共に「WEEE/RoHS」と呼ばれる場合もある。 |
Y/Pb/Pr(ワイピービーピーアール) |
水平同期周波数31.5Hzのコンポーネントビデオ信号(色差信号)の事で、輝度信号(Y)と色信号(青:Pb、赤:Pr)で構成される。 |
1080i |
映像信号形式の一つで、有効走査線1080本(総走査線 1125本)、フレーム周波数29.97Hzの飛び越し走査(インターレーススキャン)方式の映像のこと。画素数は1920x1080のアスペクト比 16:9となっている。HDTV(ハイビジョン)の映像形式の一種。 |
1パルストリガモード |
任意のタイミングによる1ショットの外部入力トリガで露光を開始し、設定した シャッタ速度で露光を行い画像出力するモード。 |
3CCDカメラ |
レンズからの入射光を、プリズムによって光の三原色(R、G、B)に分解し、それぞれに独立したCCDを配置することで、1つのCCDを用いたカメラと比べ、 高い色再現性と高解像度の映像を実現することができるカメラ。 |
6色マトリクス調整機能(位相・濃度の調整) |
ホワイトバランスを崩さずに、R、G、B、Ye、Cy、Mgを独立して抽出し、任意に位相、濃度を調整できる機能。
ノーマル写真に対し、調整例A、B、CはRのみ任意に位相・濃度調整した調整例です。
※写真はイメージのため実際の映像とは異なります。
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